パプロフォージPAPRO Forg

処理概要

・伸線、伸管、冷間鍛造など鉄鋼、アルミニウム等の塑性加工に対し優れた潤滑性が得られます。
 パプロフォージ処理を施す事によりダイス摩耗の減少、プレス金型の寿命延長、加工速度の向上、
 プレス傷の防止効果が有ります。
・鉄製品、アルミ製品を鍛造、プレス成型にて作成する際に油等を使用せず、りん酸塩やふっ化アルミ皮膜と
 ステアリン酸ソーダ等の石鹸を組合わせる事で潤滑性能を上げて成型速度、成型強度を向上させる事が
 出来ます。これらの皮膜は安価な潤滑皮膜として自動車用内装ばね等にも使用されております。

・皮膜の潤滑層が単なる物理吸着ではなく、化学的な結合によって形成されています。また下地のりん酸塩が
 金属母材にピット状に浸食するため塑性加工時の過酷な条件下においても皮膜は追従します。
 それらの皮膜の効果で従来の油脂等で塑性加工出来なかった製品でも、焼付きやワレの無い状態でスピー
 ディーに鍛造やプレス成型が可能になります。

■皮膜イメージ図

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