特定の業界に限らず、幅広い業種のメーカーに自社技術を提案できる、ということに大きな魅力を感じました。しかし、表面処理の会社ということで、文系だった私は正直不安でした。ただ、工場見学をした際に、川越工場長からの「最初は分からなくても、みんなでフォローするから大丈夫だよ」という言葉に背中を押されて、パーカー加工への入社を決めました。
現在、私は大阪の門真工場に配属されています。門真工場は自動車関連が40%、空調機器関連が30%程度です。40名弱のスタッフの内、営業担当は3名。私自身は大阪、兵庫の自動車部品メーカーをはじめ、重工メーカー、二輪メーカー、産業機械メーカーのお客様に表面処理の提案を行っています。
この仕事のやりがいと難しさは、表裏一体ですね。お客様が困っていることは一つ一つの案件で最適な答えが違う。最適と思われた方法でも評価がNGになってしまうことがあります。評価結果から原因を推測して、さらに別の方法やプラスアルファの表面処理を提案し、最終的によいものを作っていく。そこがとても難しいところであると同時に、この仕事のやりがいなのだと思います。
ただ、こうした課題に対して、私たちは1人で対応するのではありません。難しい課題には、関係各部署が連携を取り、協力をしながら解決していきます。私自身、そんなふうに乗り越えた課題がたくさんあります。だからこそ、難しい課題を楽しめるのではないでしょうか。
パーカー加工は約70年の歴史を重ねてきた企業です。入社してからとても驚いたのですが、世界的なビッグメーカーに納めている製品や特許技術を研究開発している実績もあります。多くのお客様に長くお付き合いいただけているのは、やはり私たちの技術力と提案力によるものだと考えています。確かな実績を持つ、パーカー加工というステージで、ぜひあなたの可能性を広げてください。