入社後1年間は、技術センターに勤務していました。その後浜松工場に転勤となり、現在は品質管理の仕事をしています。技術センターでは、工場からの技術的な問い合わせに答えたり、工場と一緒に技術開発を行ったりと、間接的にお客様と接する仕事が主でした。でも、工場勤務になるともっとダイレクトにお客様が見えてきます。例えば、ある製品の品質に関して、お客様から連絡が入ってきます。私自身は当たり前と認識していても、表面処理に馴染みのないお客様にとっては、理解しにくい部分や不具合と捉えられてしまう部分もあるので、丁寧に説明し理解してもらいます。
品質管理の仕事は、日々安定した品質で生産が出来るように管理することですが、時にはトラブルが発生することもあります。その際には、まず上司へ報告しますが、基本的に調査・確認から判断・指示までを自身で行います。不具合を発生させてしまうと、お客様に対して迷惑を掛けるだけでなく、信頼も失ってしまいます。また、生産ラインが止まってしまう事で、会社にも損害が生じてしまうのでプレッシャーは掛かりますが、同時に私自身の大きな成長機会だと感じています。今はまだ、経験やノウハウが少ないので必死です。でも、必死に考えるからこそ、確かな技術やノウハウ、そして判断力が身につきます。少し厳しめのお話をしましたが、もちろん上司や先輩の方々がしっかりとフォローして下さるので、安心して仕事に臨むことが出来ています。
正直、こんなに働きやすい会社はないのではないかと思うくらいです(笑)。上司や先輩にも恵まれていて、職場はアットホームで和やかな環境です。また、今は浜松で一人暮らしをしていますが、社宅の借り上げ制度があり、家賃は月に数千円で済みます。とにかく福利厚生は万全であり、働きやすさにも暮らしやすさにも魅力を感じます。高度な分析機器や研究設備も整っているので、あとは自分を甘やかさずに仕事に取り組むだけだと思います。