パーカー加工は、さまざまな分野で活躍している企業です。表に見えている部分だけではなく、あらゆるメーカーが生み出す製品のなかに私たちの技術が生きている。その一端を担っているのだと思うと嬉しくなりますね。
パーカー加工の仕事は金属の表面処理加工です。電車、飛行機といった大きなものから、スマホやタブレットといった小さなものまで、そこに使用される金属部品には表面処理加工が欠かせません。パーカー加工は最先端の技術力で、高品質な表面処理加工を提供しています。
現在、私が担当している仕事は化成処理です。最終的に塗装処理を行うものが多いですが、化成処理はその前段階の工程。得意先から依頼された品物を専用機器に移し替え、薬品に浸漬させて化成皮膜を生成させます。又、次の工程である塗装処理が終わった品物を出荷検査して梱包する工程も私の仕事です。
この仕事の難しさは表面処理加工する品物の大きさが常に一定ではないということです。形状がシンプルなものもあれば複雑なものもある。サイズだって一人で持てないものから手のひらにのるものまで、それこそ千差万別です。そんな品物を移し替える際の並べ方次第では化成皮膜が均一に生成しないことがあります。標準書を確りと守って作業を行いますが、どの様に並べれば品質がより良くなるか、効率がより良くなるか、と言うことを考えることも怠りません。
パーカー加工に入社して良かったと思えるのは、先輩たちがとても優しくて、日々の仕事が楽しいことですね。自分の任されている仕事を精一杯こなしながら、周囲とも協力していく。そんな仕事に対する姿勢を先輩たちから学んだように思います。そして、そんな和気あいあいとした人間関係を育んでいる安定した企業基盤も嬉しいですね。
