パーカー加工に応募したきっかけは、実は家が近かったからなんです。でも、入社を決めたのはそれだけじゃなかったんです。入社前に工場の前を通る機会があって、社員の方々がみんな楽しそうに働いているのが印象的でした。アットホームな雰囲気だなと感じて、ここなら私も楽しく働けるんじゃないかと感じました。
実際に働いてみても、そのイメージは全く変わりませんでした。先輩方は本当に優しくて、わからないことがあっても丁寧に教えてくださいました。最初の頃は、表面処理の知識なんて全くなくて、戸惑うことも多かったのですが、先輩方のサポートのおかげで、少しずつ仕事に慣れていくことができました。
今は化成処理ラインで処理オペレーターをしています。毎日、製品の現品票を見て、工程を確認しながら作業を進めています。製品を薬品に浸けたり、次の工程に回したり、梱包したりしています。
この仕事でやりがいを感じる瞬間は、やはり自分が担当した製品が、無事に次の工程へと進んでいくときですね。特に、効率よく処理を進められたり、品質の高い製品を作れたときには、大きな達成感を感じます。チームで仕事をしているので、みんなで力を合わせて目標を達成できたときの喜びは格別です。
ただ、難しいなと思うのは、製品によって処理方法が異なることです。毎日同じ作業をしているように見えても、実は一つひとつが微妙に違うんです。その違いを見極めて、最適な処理方法を見つけることが、今の私の課題です。
今後は、もっといろいろなことに挑戦してみたいと思っています。例えば、新しい処理方法の開発に携わったり、生産ラインの改善を提案したり、ゆくゆくは工場長を目指して、組織全体をまとめ上げるような仕事もしてみたいです。
パーカー加工の仕事は、奥が深く、日々新しい発見があります。これからも、さまざまなことに積極的に挑戦していきたいと思っています。